看護部長メッセージ
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一人ひとりの成長と個性を大切にしています

看護部長 小山加代
当院は、慢性期の医療療養型病院なので、寝たきりの方がほとんどです。また、入院患者様の大半が高齢のため、何らかの認知症状を有しています。認知症の看護・介護に特化した病院を目指し、多職種が共通の目線で患者様に介入できるチーム医療を実践しています。
現在、近隣の急性期病院や介護施設との連携を強化し、住み慣れた地域での生活を支援するために、入退院支援の強化を図っています。当院に入院されている方の医療依存度は高いですが、患者様一人ひとりの可能性を信じ、チームで支援しています。
在籍している看護師は子育て世代も多く、育児休暇を1年取得後、復職して院内保育室を利用するスタッフが多いです。また、復職後は時短勤務で子育てと仕事を両立しています。育児経験を持つスタッフが多いので、お子さんの体調不良などによる勤務変更にも、理解があります。
看護部長として大切にしていることは、一人ひとりの成長と個性です。人生一度きりなので、やりたいことを応援できる職場環境の構築に努めています。また、人材不足となれば、良質な医療・看護・介護を展開することができなくなるので、有休取得率を引き上げ、残業時間の削減を目指し、人材確保に向けて尽力しています。ゆとりがあって心身共に健康的に働ける環境と私生活の充実があってこそ、質の高い看護が提供できます。患者様にとって不利益が生じないように常に考え、安全で安楽な療養環境の構築に向けて、院内各所に働きかけています。